githubと連携してEagleの変更履歴を見れるcadlab.io使ってみた
プラプラ~っと情報収集してたらcadlab.ioってのを見つけた。
どうやら、EagleのCADファイル(brdやsch)を保存してるGithbuリポジトリと連携させることで、コミット間の変更点をWEBブラウザ上で確認できるらしい。
というわけで少し使ってみたメモ。
デモページもあるみたいなので、ちょっと試しにってのもお手軽そう。
cadlab.io
様子
サインアップ。ちゃんとSSOできるの素晴らしい。GithubでサインアップしてからGoogleアカウントでサインアップしたけどちゃんと(同じメアドなので)同じアカウントになっていた。
プロジェクトのインポート画面。リポジトリの操作部分で、2番目と3番目の違いが微妙にわからない。
新規インポートは3番目で、すでにcadlab.ioと連携しているリポジトリは2番目なんだろう。
最初にGithubと連携するときは認証画面が出る。まあここはGithub公式の手順である。
インポート時に「Add Backlink」をONにしているとなんかリポジトリのReadmeの冒頭に追記される。正直おせっかいだと思うぞ・・・
インポートしたプロジェクトは基本公開される。Privateリポジトリは月6$から。
URLは https://cadlab.io/node/xxx という感じで、自分がこの記事を書いているときは900番台なので、多分総プロジェクト数もそれくらいです。
Chrome拡張を入れるとこんな感じに「変更履歴を見る」ボタンが追加されるみたい。
CADLAB.io - Chrome Web Store
押すと、直接そのbrd/schファイルをブラウザビュワーで開ける。
こんな感じに基板にコメントを残せる。
アノテーションの文字通り基板の場所も指定できてよい。
領域選択なのだが、上の画像はサイズを0にしてしまったので見えなくなっている。
ほんとはこんな感じ。
このあたりは、冒頭に張ったデモページがわかりやすいはず。
全体の大きい画像。
プロジェクトごとにディスカッション用のスレッドが立てれる。Markdown対応してるかなーと思ったけどしてなかった。
ちょっと気になった点
- シルクが変
左がビュワー、右がEagleの画面。Eagleのほうはベクターフォントにしてある。
回転やミラーが上手く行ってないし、特に裏面が顕著。
- ベタの表示がされない
ベタのON/OFFが切り替えられるといいなぁ。
Eagleって未だにRastnestした後にベタだけ一発で消せないと思うんだけど僕が知らないだけ?
- モニタが大きくないとちょっと煩わしい
でかい画面使っているのぶんには良いのですが、ページデザインが1300×1500pixくらいないと表示できないみたいなので、FHDでもスクロール必須。
全体的に
- 2016年末から少しずつサービス開始していたっぽい。今年になって一気に本腰入れてきたという印象。まだ細かいところはこれからです!という雰囲気があるけど、すでに良さそうと感じる。
- 基板って画像にして語らないとわかんないところあるので、ビュワーがあるのは非常に嬉しい。コードレビューならぬアートワークレビューができるんですよ。ここはポイント高くないですか。
- プライベートプロジェクトが1個から有料とか、「教育目的だから数個くらい無料で使わせてくれ~」なんて図々しい気持ちも無いわけではないが、チーム開発であーだこーだいいながら(コメントしながら)非同期的に開発できるのは良さそうだな~と。
ステマでも何でもなく、たまたま見つけて面白そうなので記事にしてみた。個人的には結構応援しています。